感謝状をいただきました
日本仲人協会より、代表中西が感謝状をいただきました。
2017年に2名の会員でスタートした時には、「クリスチャンの結婚支援は必要で、神様の御心にかなうこと」との確信がありながらも、いろいろ迷ったり、心配もありました。
けれども実際に結婚支援を続ける中で、独身クリスチャンの悩みや痛みに触れ、ますますその必要性を感じるようになりました。
出会いの機会さえあれば成婚するカップルは、全体の3割に満たないくらいで(おそらく約2割)、ほかの7~8割の独身クリスチャンは、何らかのアドバイスやコーチを必要としていると感じます。
クリスチャン人口約1%未満と言われている中で、クリスチャンでない方でも「結婚が難しい時代」と言われています。
一般の結婚相談所では、35歳を過ぎたら「婚歴のあるかたも視野に入れてください。」と言われているそうです。
結婚が重んじられなくなっている日本社会にあって、聖書の結婚観や価値観をお伝えしながら、結婚に向けて応援し、お手伝いさせていただく働きは「少子高齢化が進んでいる日本社会への貢献である」とも思っています。
特に伴侶を見つけるのに苦労しなかった人や、上の世代の方々、教会関連の中では、「結婚がそんなに大変か?」「有料会員制の結婚相談所とか、そこまでしなくてもいいのでは?」との考えがありありと感じられることがありますが、そこまでしないと支援が追い付いていない危機的な状況であることを知っていただきたいと思います。
2018年度の日本の平均初婚年齢
2018年度の日本の平均初婚年齢は、男性が31.1歳、女性は29.4歳となっています。(厚生労働省の発表)
1960年代から1980年代の女性の初婚平均年齢は24~25歳、私が結婚した2000年代は女性が26歳くらいと言われていました。
仕事が忙しく、年齢が上がるにつれて責任も増え、「出会いの機会がない」「お見合いやデートをするような時間がない」と嘆く独身者が少なくありません。
深刻なのは、「結婚したいと思わない」「結婚が良いものとは思えない」という結婚への期待感のなさと、そうこうしているうちに生物学的に子供を産むことが可能な年齢を大幅に過ぎてしまうことです。
「30歳になったら結婚相談所で具体的な紹介を受ける」ということが当たり前という感覚になってくれたらよいのにな…と思います。
クリスチャン仲人士、マリッジアドバイザーとして、様々な労苦や心を痛めることもありますが、成婚カップルが訪ねてくれたり、結婚式の写真が送られてきたり、「私を見捨てないでくれて、応援してくれてありがとう。」などのメッセージやお手紙をいただいたりすると、これからもこの働きを、神様が許してくださるなら続けていきたいと願わされます。
カップルが遊びに来るときには「子供が帰ってきた!」みたいな、そわそわと「実家の母」みたいな気持ちになりますし、そろそろ成婚カップルに「赤ちゃん誕生」の知らせも届き、孫が生まれるような(!?)嬉しい気持ちです。
それこそが神様が与えてくださっている祝福と報いであり、私たちの喜びです。
聖書では「結婚」は「千代に至る祝福」の基として、重要な事項として何度も教えています。クリスチャンが日本社会の価値観に流されることなく、本当に幸いな結婚へと導かれますようにと願っています。
クリスチャン結婚支援ミニストリー「リベカ」代表;中西じゅん子
*夫が撮影しました。(2020年1月)
0コメント